report1.png

ご自宅の一室が仕事場の雅工務店さん。
そこは、社長自らが手がけたこだわりの自然素材を使用した、木の香りとぬくもりに溢れています。
玄関はとても広く明るい光が降り注ぎ、家族が帰ってきてほっとできるだろうな、とうらやましくなりました。
取材中にお子様たちが帰宅。人見知りせず明るくて朗らか。家族は家を物語り、家は家族を物語る、という言葉がそのまま当てはまるようです。

  家族が健康に暮らすには
『家が健康』であることが大切

「家が健康」ってどういうこと?

健康な毎日を送りたいって誰もが願っていることですよね。

そのためには、

暮らしの器である「家」が健康であることは絶対条件です。

チホケスタ

なるほど!でも「健康な家」って聞きなれないけど、どういうことですか?

山本社長

私は「健康な家」には3つの条件があると考えています。

チホケスタ

3つの条件?ですか…。

山本社長

まず、「夏涼しく、冬暖かい」こと。
2つ目が「家が呼吸していること」。
3つ目が「痩せない木を使用すること」

チホケスタ

それが健康な家の3条件なんですね。

まず1つ目の夏涼しく、冬暖かいということ。

これは、家を建てようとする人なら誰でも希望されます。

山本社長

チホケスタ

これからは冬の寒さだけでなく、夏の暑さ対策も重要ですもんね!

山本社長

そうですね。

そのためにウチは断熱材と遮熱材を使ってるんです。

チホケスタ

断熱材は聞いたことあるけど遮熱材…?

山本社長

断熱材は熱の伝導を遅くする、

遮熱材は熱を跳ね返す、という違いがあります。

チホケスタ

熱を跳ね返す!断熱材だけより効きそう!

山本社長

遮熱材は夏の外の暑さを跳ね返し室内の涼しさを保ち、冬は室内の暖かさを外に逃がしません。家を建てている段階でも、室内での冬の暖かさや夏の涼しさを実感できるくらいなんですよ。

建ててる段階でも!それはすごい!

山本268.png

次に、家の呼吸。

呼吸をすることは家も同じで大事なこと。

家にとっての呼吸とは通気。家に風の通り道を作るということです。

チホケスタ

チホケスタ

通気?なぜ?

山本社長

通気がないと壁や床などにカビ、コケが繁殖して土台が腐り、柱が腐 ります。

腐るんですか!?通気がないだけで?

チホケスタ

山本社長

そう。木も壁も床も人間と同じように呼吸しています。呼吸できないと家が死んでしまう。特に今の家は気密性能を高めるあまり、呼吸ができない状態になっていることがあります。

チホケスタ

家も人間と同じ!気密が高いと息苦しいのか…

山本社長

人間も、ずっとカッパ着て過ごしていていたら息苦しいですよね

チホケスタ

確かに!

山本社長

人体に例えると、頭は屋根、壁は皮膚、窓は口。床下、基礎は足といったところでしょうか。

チホケスタ

全部に通気が大事?

山本社長

チホケスタ

山本社長

チホケスタ

そうです。例えば基礎の下はどうしても「土息」が上がって来るし、 お風呂周りなども湿気がたまりやすい。

「土息」って、土から上がってくる湿気ですね。

そう。なのでウチの場合は、家の基礎に1m20㎝感覚で丸形の換気を作り 空気を通すんです。

へぇー。基礎にそんなことするんですか。

山本社長

壁には調湿できるコットンクロスや、珪藻土クロスを使って呼吸をしてもらうようにしてます。

チホケスタ

空気循環に、調湿!家も気持ちよさそう!

家の通気がよくてカビやコケの繁殖が防げるということは劣化もしにくい。木や壁や基礎が劣化しないということは家が長持ちするということ。100年持つ家を作りたいんです!

山本社長

100年!すごい!
健康な家だから長持ちなんですね。

山本268.png

3つ目の条件

痩せない木についてお話ししましょう。

木は『暴れる、やせる』ってよく言われますね。木が痩せるとどうなるか。サッシと外壁に隙間ができ雨が入ってしまう。そこに通気も悪かったりすると、水分がたまったままになって家の寿命が短くなる。

山本社長

チホケスタ

せっかく建てたのに…。木が痩せる、というのは木の水分が減る、乾燥するってこと?

なぜですか?

山本社長

木が十分に乾燥していれば、それ以上痩せることはないんです。

チホケスタ

そうなんですね!

山本社長

そう。痩せたり曲がったり暴れます。でもうちの木はそんなことは起こりません。

チホケスタ

山本社長

市場に出回る木は水分量が17~23%であればいいとされているなか、うちの木は13%です。

チホケスタ

水分量、めっちゃ少ない!そこまで乾燥させていればそれ以上木は痩せないんですね。

山本社長

その通りです。それが家が長持ちすることにつながります。あとは家の強度。うちでは一般的に筋交いを使うところを、パネルをはめ込む方法をとってます。強度は筋交いより3.3倍になる。今の国の基準のマックスです。

地震にも強そう!

強度があればさらに家も長持ちですね!

山本社長

木の乾燥にこだわっている木材を使うようになって 「うちの木は絶対痩せない」とお客さんに自信を持って言えるようになりました。

チホケスタ

お客さんも安心ですよね。それにしても自然素材に対して徹底したこだわりですね。

山本268.png

でね、そのこだわりの木で

建具も家具も作ります。

チホケスタ

家だけじゃなく!?

山本社長

せっかく自然素材を使った「健康な家」なのに、そこに化学品を使用した建具や家具を入れたら意味ないでしょう?なるべく既製品は使わず、床はもちろん建具も木で作る。うちのお客さんには自然素材で作ったものを使って欲しい。テーブルでも椅子でもベッドでも。

チホケスタ

こだわりがすごい!

report2.png

一生住む家をつくるのにうち選んでもらった、その想いは受け止めて返さないと

チホケスタ

なぜそんなにこだわるのですか?

山本社長

何千万もかけて、一生住む家をつくるのにうちを選んでもらったんです。人の人生を背負うんですから、その想いは受け止めて返さないといけない。安心して長く暮らしてもらいたい。安心も長持ちも、どちらも欠けちゃいけない!

チホケスタ

社長、熱い!

山本社長

家への想いは絶対負けない自信があります!選んでくれたお客さんに対してどんだけ返せるか。私は家で表現していくしかない。お客さんへの想いがあるから、住まいづくりのなかで難題が出ても考えて追及して紐解いて解消していきたいと思っています。

チホケスタ

いつからそのような想いを持っているんですか?

山本社長

100年持つ家を、無垢材の安心で健康な家を作りたいと思うようになったのは子どもが産まれてからです。

チホケスタ

子どもが産まれると自分たちだけじゃなく、子どもにいいものを、と意識が変わりますよね。

山本社長

人生で一番長い時間過ごす家。家族が自然に集まりやすく、リラックス出来る空間を作りたい。生まれてきた子どもたちに将来的に残せるような、二世代三世代と暮らしていけるような丈夫な家を作ってあげたい。小さな子どもでも健康に暮らせる空間を作ってあげたい。子どもが健康に暮らせるなら大人も健康に暮らせますから。

チホケスタ

全部繋がっているんですね!

山本社長

そんな家を作っていくことが私の人生の宿題、使命です。

「健康な家」だからこそ、家族みんなが健康に暮らせる。
今日、山本社長のお話をうかがって「なるほど」と実感させられることばかり。
そして、ここまで「家を建てる」ことに関して情熱を持ち、研究してされていることに感嘆しました。
特に印象的だったのが、「選んでくれたお客さんにどれだけ返せるか」という言葉。
本当にお客様に誠心誠意尽くそうとする想いが伝わってきました。
雅工務店さんに建ててもらうお施主さんはきっと、幸せなんだろうなと思わせる今回のリポートでした。